四十肩・五十肩
肩が上がらないからといって、無理に動かせばよいとは限りません。
四十肩・五十肩と呼ばれる状態では、 痛みの強い時期、動きが制限される時期、 少しずつ動きを取り戻す時期など、 経過によって必要な対応が異なります。
白金台コンディショニングJIONでは、 肩関節の状態と医療機関での診断を確認しながら、 肩甲骨・胸郭・呼吸・腕の支え方・日常動作まで含めて整理します。
JIONでできること
四十肩・五十肩に伴う痛みや動かしにくさの軽減を目指し、 肩関節だけでなく、肩甲骨、胸郭、呼吸、 腕の支え方、筋力、 実際に困っている日常動作を確認します。
評価結果と医療機関での情報に応じて、 整体、鍼灸、あん摩マッサージ指圧などの施術と、 身体機能への働きかけ、動作改善を組み合わせます。
痛みを我慢して可動域だけを広げるのではなく、 現在の症状や状態を確認しながら、 動かしてよい範囲を段階的に広げ、 着替え・洗髪・物を持つなどの日常動作へつなげます。
JIONで直接できないこと
JIONでは、 四十肩・五十肩、腱板断裂、 石灰沈着性腱板炎などを診断することはできません。 また、画像で確認された腱板の断裂や 関節などの構造変化そのものを、 施術で直接元に戻すことはできません。
一方で、診断名や画像だけで 現在の痛みや動かしにくさのすべてを決めつけず、 変えられる可能性のある肩甲骨や胸郭の動き、 呼吸、腕の支え方、筋力、 日常動作などを評価します。
医療機関での治療を尊重しながら、 症状の軽減と日常動作の改善を目指します。
痛い肩を、無理に動かし続けない。
肩が動かないと、 「硬いから伸ばさなければならない」と考えやすくなります。
しかし、痛みが強い時期に 無理なストレッチや運動を続けると、 症状が強くなる場合があります。
一方で、必要以上に動きを避け続けると、 動かせる範囲や力を使う機会が減る場合もあります。
JIONでは、現在の症状や状態を確認し、 動かさない方がよい範囲と、 無理なく動かしてよい範囲を整理します。
四十肩・五十肩とは
四十肩・五十肩は一般的な呼び方で、 医療機関では肩関節周囲炎や 凍結肩などと説明されることがあります。
肩の痛みと可動域の制限が主な特徴で、 腕を上げる、背中へ回す、服を着替える、 髪を洗う、寝返りを打つなどの 日常動作が難しくなることがあります。
ただし、同じ年代の肩痛でも、 腱板断裂、石灰沈着性腱板炎、 上腕二頭筋長頭腱の問題、 関節や骨の問題など、 別の状態が含まれる場合があります。
そのため、 「年齢だから五十肩」と自己判断せず、 強い痛みや動かしにくさがある場合は、 整形外科で状態を確認することが大切です。
四十肩・五十肩でみられやすい経過
すべての方が同じ経過をたどるわけではありませんが、 状態を理解する目安として、 次のような時期に分けて考えることがあります。
痛みが強い時期
動作時だけでなく、安静時や夜間にも痛み、 寝返りや衣服の着脱が難しくなる場合があります。
動きが制限される時期
痛みが少し落ち着いても、 腕を上げる、外へ開く、 背中へ回す動きが制限される場合があります。
動きを取り戻す時期
痛みと可動域を確認しながら、 肩関節、肩甲骨、胸郭、腕の動きを 少しずつ日常動作へ戻します。
先に医療機関での確認が必要な肩痛
次のような状態がある場合は、 コンディショニングよりも先に、 整形外科など医療機関での診察をおすすめします。
- 転倒、衝突、重い物を持った後など、明確な外傷後から強く痛む
- 腕を上げようとしても力が入らない、急に腕が上がらなくなった
- 夜間に突然、非常に強い痛みが出て肩を動かせない
- 肩が赤く腫れ、熱を持っている、発熱を伴う
- 腕や手のしびれ、筋力低下が進行している
- 胸痛、息苦しさ、冷や汗などを伴う
- 安静時や夜間の痛みが強くなり続けている
- 数週間たっても痛みや可動域制限が改善せず、日常生活への支障が大きい
医療機関で診断や治療を受けている方は、 その内容と運動・施術に関する指示を確認し、 対応できる範囲で行います。
日常生活で困りやすい動作
腕を上げる
洗濯物を干す、高い場所へ手を伸ばす、 上着を着る動作で痛みや制限を感じることがあります。
背中へ手を回す
下着の着脱、帯やエプロンを結ぶ、 背中を洗う動作が難しくなることがあります。
髪や顔へ手を運ぶ
髪を洗う、ドライヤーを使う、 顔を洗うなどの動作で肩がつらくなる場合があります。
寝返り・睡眠
痛い側を下にできない、 寝返りで目が覚めるなど、 睡眠へ影響することがあります。
物を持つ
腕を伸ばして荷物を持つ、 棚から物を下ろす、 バッグを持つ動作で痛みが出る場合があります。
仕事・スポーツ
パソコン作業、家事、投球、 ラケット動作などで、 肩を使う時間が増えるとつらくなる場合があります。
肩へ負担が集中しやすい背景
次の項目だけで 四十肩・五十肩の原因を断定することはできません。 肩関節の状態を前提に、 動作を難しくしている要素として確認します。
肩甲骨の動き
腕を上げる際に肩甲骨が動きにくいと、 肩関節だけで動きを補おうとすることがあります。
胸郭の動き
胸郭を伸ばす、回旋する動きが少ないと、 腕を上げる動作が肩へ集中する場合があります。
呼吸と過緊張
痛みに備えて息を止め、 首肩を固め続けると、 腕を滑らかに動かしにくくなることがあります。
腕の支え方
腕の重さを肩だけで支える状態が続くと、 肩周囲へ負担が集中することがあります。
動作への不安
痛みへの不安から腕をほとんど使わなくなると、 動かせる範囲や力を使う機会が減る場合があります。
生活・仕事の負担
反復する腕の動作、長時間の作業、 睡眠不足などが、 痛みや回復へ影響する場合があります。
JION Point
四十肩・五十肩では、 可動域を広げることだけを急がず、 痛みの状態に合わせて、 肩甲骨・胸郭・呼吸・日常動作を 段階的につなげることが大切です。
JIONで確認すること
症状の経過と医療機関での情報を確認したうえで、 肩関節の状態、身体機能、 実際に困っている動作を見ていきます。
症状の経過
いつから、どの動作で痛むのか、 安静時痛・夜間痛・外傷歴があるかを確認します。
医療機関での情報
診断名、画像検査、注射、投薬、 手術歴、医師からの運動指示を確認します。
肩関節の動き
自分で動かせる範囲と、 補助した際に動く範囲、 痛みの出方、左右差を安全な範囲で確認します。
肩甲骨・胸郭・呼吸
肩甲骨と胸郭が腕の動きへ参加しているか、 首肩を固めず呼吸できるかを確認します。
力の入り方
腕を上げる、外へ開く、物を持つ際に、 力が入るか、 痛みによって力を出しにくくなっていないかを確認します。
日常動作
着替え、洗髪、背中へ手を回す、 寝返り、仕事など、 実際に困っている場面を確認します。
JIONの四十肩・五十肩へのアプローチ
評価結果と医療機関での情報に応じて、 施術・身体機能への働きかけ・動作改善を組み合わせます。 痛みを我慢して同じ運動を繰り返すことはしません。
1.状態を確認する
痛みの強さ、可動域、外傷歴、筋力、 診断内容から、 医療機関での評価を優先すべき状態がないか確認します。
2.身体を整える
鍼灸、あん摩マッサージ指圧、整体などを用いて、 肩周囲や首肩、胸郭の 過度な緊張へ働きかけます。
3.動きを取り戻す
肩関節だけでなく、 肩甲骨、胸郭、呼吸を使いながら、 現在動かせる範囲を少しずつ広げます。
4.日常動作へつなげる
着替え、洗髪、物を持つ、 仕事、スポーツなど、 その方に必要な動作へ段階的につなげます。
可動域だけでなく、痛みと動かすことへの不安も確認する
肩が動かないと、 角度を広げることだけが目標になりやすくなります。
しかし、痛みが強い状態で無理に動かすと、 身体がさらに防御的に力み、 動作への不安が強くなることがあります。
JIONでは、 痛みの変化、睡眠、日常動作、 動かすことへの不安も確認しながら、 無理のない範囲で動きの選択肢を増やします。
このような肩の痛みでお困りの方へ
- 腕を上げると肩が痛い、途中で止まる
- 背中へ手を回しにくく、着替えが難しい
- 夜間痛や寝返りで睡眠が妨げられる
- 肩をかばい、首や反対側の肩までつらくなっている
- 病院で四十肩・五十肩と説明され、身体の使い方も確認したい
- 痛みは減ってきたが、可動域が戻らない
- 仕事、家事、趣味、スポーツへ戻りたい
- 無理に動かしてよいのか、休ませるべきか分からない
よくあるご質問
痛くてもストレッチした方がよいですか?
痛みの状態と肩関節の動きによって異なります。 強い痛みや夜間痛がある場合は、 無理なストレッチを避け、 医療機関での確認を優先することがあります。
自然に治るまで待てばよいですか?
自然に改善する場合もありますが、 強い痛みや長期間の可動域制限が残ることもあります。 日常生活への支障が大きい場合は、 医療機関へ相談してください。
腱板断裂との違いは分かりますか?
症状や動きから、 医療機関での確認が必要かを考えることはできますが、 JIONで診断することはできません。 筋力低下、外傷後の痛み、強い夜間痛などがある場合は、 整形外科での評価をおすすめします。
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