JIONのコンディショニングとは

JIONのコンディショニングとは

JIONのコンディショニングは、身体を確かめ、必要な働きかけを選び、日常生活での結果も踏まえて調整する取り組みです。

痛みへの対応から、仕事・趣味・スポーツのための身体づくりまで。「何に困り、どうなりたいか」を共有することから始めます。

一つの方法に決めず、身体から考える理由

同じ症状でも、身体の状態や生活での負担は異なります。同じ方でも、回復の経過や疲労、目指す活動によって必要な対応は変わります。

JIONでは、整体・鍼灸・あん摩マッサージ指圧・運動療法・動作改善から、必要な方法を選びます。一つを中心に進めることも、複数を用いることもあります。

異なる方法を学び、実践する意味は、選択肢を増やすことだけではありません。施術で確認できる身体の反応、動作中の支え方、ご本人が感じる変化など、身体を理解する手がかりも増えていきます。

学びと実践で得た視点を、評価と結果の確認を通じて、一人の身体への理解につなげます。

方法を選ぶ際は、期待する変化と行う内容をご説明し、安全性やご希望も踏まえます。鍼灸を希望されない場合も、ほかの方法からご提案します。

気になるところを入口に、動作と生活背景まで考える

気になる部分を丁寧に確認し、「どの動作で困るのか」「いつ、どのくらい続けると負担になるのか」を伺います。

例えば、階段で膝が気になる場合。膝の状態や痛みの出方を確認し、必要に応じて足首・股関節の動き、脚への体重のかけ方、上り下りの動作へ視野を広げます。別の部分に必ず原因があると考えるわけではありません。

同じ動作でも、靴や床、椅子の高さ、行う時間や回数によって条件は変わります。仕事・運動で繰り返す動きや、睡眠・疲労なども、必要に応じて判断材料にします。

身体全体を見るとは、ご本人の困りごとに関係するつながりを、必要に応じて確かめることです。

身体を理解するために、現在重視している視点

JIONでは現在、呼吸・荷重制御・動作を重要な評価視点としています。身体の一部分の動きだけでなく、それが実際の活動でどう使われているかを考えるためです。

呼吸と身体の支え方

安静時や動作中に息を止めていないか、必要以上に身体を固めていないかを確認します。呼吸の様子も、身体の緊張や支え方を知る手がかりにします。

荷重制御と力の受け止め方

荷重制御は、足裏などから受けた力を受け止め、身体の中で調整し、次の動作へつなげる働きです。立位や体重移動などから、どこで支え、どう力を受け渡しているかを確認します。

身体機能が実際の動作でどう働くか

関節の動きや筋力を確認するだけでなく、それらが立つ・歩く・しゃがむといった動作で使えているかを見ます。ご本人が感じる動きやすさや不安も合わせて確認します。

これらの視点だけに固定せず、身体の状態や目的に応じて、関節の動きや安定性、筋力、感覚、力を抜く働きなどの評価を加えます。

評価と再評価を重ね、判断を更新する

評価 → 仮説 → 働きかけ → 結果の確認・再評価 → 次の判断

セッション中の反応と生活での結果を、次の評価と判断へ戻す循環です。

評価から、確かめるための仮説を立てる

お話と身体・動作の所見から、困りごとに何が関係していそうかを考えます。仮説は原因の確定ではありません。確認できたことと未確認のことを分け、働きかけの優先順位を考えます。

必要な介入を選び、同じ症状や動作を確かめる

仮説をもとに施術や運動療法を選び、前後で可能な範囲で条件をそろえて確認します。痛み、動かせる範囲、支えやすさ、力み、安心感など、目的に関係する変化を見ます。

期待どおりでない反応も、次の判断に使う

楽になった場合は、何が変わり、何が残っているかを確認します。ただし、変化があったことだけで、最初の仮説や原因が証明されたとは考えません。

変わらない場合は、確認した項目や方法、負荷が適切だったかを見直します。負担が増えた場合は、そのまま続けず、中止や調整、必要に応じた医療機関での評価を検討します。

動かせる範囲が広がっても歩くときの困りごとが残れば、実際の歩行や負担のかかる条件を改めて確認します。

その後の経過から、以前の判断も見直す

仕事や外出ではどうだったか、変化がどのくらい続き、どんな条件で困りごとが戻ったかも確認します。

前回役立った方法でも、今回も同じように必要とは限りません。身体と生活の変化に合わせて、続けること・変えること・減らすことを考えます。

状態に応じて行き来する4つの働きかけ

4つは順番に進む段階ではなく、評価と再評価をもとに選ぶ支援内容です。

身体を整える

整体・鍼灸・あん摩マッサージ指圧などを用い、身体の緊張や動かしにくさへ働きかけます。反応を確認しながら、必要な動きに取り組みやすい状態を目指します。

身体機能を最適化する

呼吸、力の受け止め方、感覚、関節の動きなど、その方の目的に関係する働きへ取り組みます。「最適化」は、一律の理想値に近づけることではなく、今の身体と目的に合う働き方を探す意味で使っています。

身体機能を動作につなげる

身体機能の変化が、実際の動きにどう表れるかを確かめます。立ち上がり、歩行、階段、趣味の動作など、ご本人に必要な場面で練習し、調整します。

日常生活へ定着させる

仕事や家事、外出などの条件に合わせ、動き方や活動量、セルフコンディショニングを調整します。生活の中で無理なく使い続けられるかを確認します。

動作の練習から始めることもあれば、その途中で施術へ戻ることもあります。4つすべてを一回で行う必要はありません。

この4項目は「支援内容」、評価・仮説・介入・再評価は「必要な支援を選び直す判断過程」です。

一つの正しい姿勢や動作を押しつけない

姿勢や動作は、見た目だけでなく、目的の動きを無理なく行えるかを大切にします。

例えば、静かに立つときと重い物を持つときでは、必要な支え方や力の入れ方が異なります。一つの形を保ち続けるより、目的や環境に応じて調整できることを目指します。

姿勢を変える、体重を移す、必要なときに支え、余分な力を抜く。こうした選択肢を、ご本人の感覚と動作を確かめながら増やしていきます。

セルフコンディショニングで、日常の調整につなげる

JIONが目指す「不調を繰り返しにくい身体」は、二度と痛みや違和感が起こらない身体ではありません。身体の変化に気づき、負担が続くときに過ごし方や動き方を調整できることも含みます。

ご自宅で取り組む内容や量、無理をしない目安を、セッションで確認してお伝えします。

内容は、身体の状態と続けやすさに合わせて選びます。生活で役立ったか、負担にならなかったかを伺い、必要に応じて減らしたり、変えたりします。

定着とは、その時の状態に合う調整を生活で使えるようになることです。ご自身で調整できる範囲を大切にし、今後の利用は状態・目的・ご希望に応じて相談します。

ご自身の目的や困りごとから詳しく知る

具体的な場面で何を確認し、どう支援するかは、各ページでご紹介しています。

医療機関での評価を優先する場合があります

すべての痛みや不調が、JIONでのコンディショニングに適しているわけではありません。

強い外傷、急激な症状の悪化、発熱、進行する筋力低下やしびれ、排尿・排便の異常、意識の異常、これまでにない激しい頭痛などがある場合は、医療機関での診察や検査を優先してください。

すでに受けている診断・治療・リハビリの内容を尊重し、JIONで対応できる身体機能や動作の範囲を確認します。施術や運動療法の反応だけで、病気の有無を判断することはしません。

まずは現在のお身体と、ご希望をお聞かせください

気になる症状だけでなく、生活で困っていること、これから続けたいこともお聞かせください。現在の状態を確認し、何から取り組むかをご相談します。

完全予約制|白金台駅1番出口から徒歩約30秒