身体を整える

身体を整える

JIONでは、身体を整えることを、単に筋肉をほぐしたり、骨格を一つの形へ合わせたりすることとは考えていません。呼吸・荷重制御・動作を中心に、関節の動き、筋肉の緊張、足裏の感覚、身体の支え方などを確認し、身体機能が働きやすい状態をつくります。

身体を整えるとは

現在の身体がどのように支えられ、どこに力が集中し、何が動きにくさにつながっている可能性があるかを評価します。そのうえで必要な方法を選び、呼吸・荷重制御・動作が機能しやすい状態へ整えていくことです。

JIONのコンディショニングの最初の段階

JIONでは、身体を整えることをコンディショニングのゴールとは考えていません。

身体の状態を評価し、必要に応じて施術などで身体を整えたあと、その変化を身体機能、動作、日常生活へつなげていきます。

評価
身体を整える
身体機能を
最適化する
動作へ
つなげる
日常生活へ
定着させる

身体を整えたことで動きやすくなったとしても、そこで終わるのではなく、その変化を自分の身体で使えるかを確認していきます。

なぜ、先に身体を整えることがあるのか

身体を動かすことは大切ですが、すべての方が最初から同じように身体を動かせるわけではありません。

痛みや不安がある、身体の緊張が強い、関節が動きにくい、特定の場所を強く固めて身体を支えているなど、そのままでは動作を行いにくい場合があります。

そのような状態で運動や動作を繰り返すと、すでに使いやすい場所ばかりに頼ってしまうこともあります。

そこで必要に応じて、筋肉の緊張、関節の動き、呼吸、身体の支え方などへ先に働きかけ、その後の身体機能や動作を使いやすくするための条件を整えます。

3つの身体機能を中心に確認します

何を整える必要があるのかを判断するときも、JIONでは呼吸・荷重制御・動作を3つの主軸として身体を確認します。

呼吸

胸郭や腹部がどのように動いているか、呼吸するときに首や肩などへ必要以上に力が入っていないかを確認します。

呼吸は、身体の内側で安定して支える働きや、身体の力みを考える手がかりにもなります。

荷重制御

足裏などから受けた力を安定して受け止め、身体の中で調整し、次の動作へつなげられているかを確認します。

左右・前後への体重移動や、身体を支えるときの力みなども確認します。

動作

立つ、歩く、しゃがむ、手を伸ばすなどの中で、身体のどこへ負担が集中しているかを確認します。

施術などによって身体が変化したあとにも同じ動作を行い、実際に身体の使い方が変化したかを確認します。

必要に応じて、さらに詳しく確認します

呼吸・荷重制御・動作を中心に見ながら、必要に応じて、その背景にある身体機能をさらに詳しく確認します。

  • 足裏で床をどのように感じているか
  • 関節が必要な範囲で動けるか
  • 必要な場所で身体を支えられるか
  • 左右や前後へ体重を移せるか
  • 片脚で身体を支えられるか
  • 必要以上に身体を固めていないか
  • 必要な力を出し、必要がなくなれば力を抜けるか
  • 動作の中で負担が一か所へ集中していないか

痛みのある場所だけで判断しません

痛みがある場所は、もちろん確認します。

ただし、その場所だけを見ても、なぜ負担が続いているのか分からないことがあります。

例えば腰に不調があっても、足裏で床を感じにくい、股関節へ体重を乗せにくい、胸郭が動きにくい、身体全体を強く固めているなど、別の身体機能や動作が関係している場合があります。

JIONでは、症状のある場所を確認しながら、身体全体がどのように支えられ、どのように動いているかまで見ていきます。

身体の内側で支える「内壁」と、外側で固める「外壁」

身体の緊張を見るとき、JIONでは内壁・外壁という考え方も使います。

内壁

身体の内側で安定して支える働きです。

呼吸や身体の支えと関係し、外側の筋肉だけに頼らず身体を保つための働きとして考えます。

外壁

身体の外側の筋肉を過剰に使用し、身体を固めて支える働きです。

外側の筋肉を使うこと自体が悪いのではなく、それだけに頼りすぎていないかを確認します。

身体を整えるときも、単に筋肉を緩めるだけではなく、なぜその筋肉を強く使っているのかを考えることが大切です。

身体を整えるために使う方法

JIONでは、一つの施術方法をすべての方に当てはめることはありません。

身体の状態を評価し、必要に応じて整体・鍼灸・あん摩マッサージ指圧などを組み合わせます。

整体・あん摩マッサージ指圧などの手技

筋肉の緊張、関節や組織の動き、身体の反応を確認しながら、必要な部位へ手技で働きかけます。強く押したり大きく動かしたりすること自体を目的にはせず、その後の呼吸や身体の動きがどう変化するかを確認します。

鍼灸

身体の状態や目的に応じて、鍼や灸による刺激を選択します。刺激量もその方の状態に合わせて調整し、施術後の身体や動作の変化を確認します。

呼吸や小さな動き

呼吸、足裏の感覚、体重移動などを使い、身体が必要以上に力まず支えられる状態を探すこともあります。

施術だけで整えるのではなく、ご自身で身体を使った方が変化をつくりやすい場合には、小さな動作を組み合わせます。

働きかけた後は、変化を確認します

身体を整えるために何かを行っても、その方法が今の身体に必要だったとは限りません。

そのためJIONでは、施術や身体機能への働きかけを行ったあと、もう一度、呼吸・荷重制御・動作などを確認します。

変化が確認できれば次の段階へ進み、変化が小さければ仮説や方法を見直します。

JIONの基本サイクル

評価 → 仮説 → 働きかけ → 結果の確認・再評価 → 日常生活への定着 → 継続的な検証

何を行ったかではなく、その結果、身体がどう変化したかを次の判断につなげます。

身体を整えることは、骨格を一つの形へ戻すことではありません

JIONでは、猫背、反り腰、骨盤の位置など、見た目だけを理由に身体の状態を決めることはありません。

一つの姿勢や骨格の形をすべての方にとっての正解とし、そこへ身体を固定することも目的にしていません。

また、画像検査で確認された骨や関節、椎間板などの構造そのものを、施術によって直接元に戻すことはできません。

現在の身体の中で変えられる可能性のある関節の動き、筋肉の緊張、身体の支え方、感覚、呼吸などへ働きかけ、より動きやすく、身体機能を使いやすい状態を目指します。

施術だけで完結させません

施術によって「身体が軽い」「動きやすい」「立ちやすい」といった変化が生まれることがあります。

JIONでは、その変化が生まれたら、立つ、体重を移す、歩く、しゃがむなど、必要な動作をもう一度確認します。

施術による変化を受け身の状態で終わらせず、自分の身体で支え、動ける状態へつなげることが次の段階です。

必要に応じて、ご自宅で行える短いセルフコンディショニングもお伝えし、セッションで得られた変化を日常生活で使えるようにしていきます。

身体を整えた先へ

身体を整えることは、JIONのコンディショニングの一つの段階です。

身体が動きやすい状態になったら、その変化を使って、支える、体重を受け止める、重心を移す、必要な力を出す、力を抜く、ゆっくり身体を受け止めるといった身体機能へつなげていきます。

さらに、それらの身体機能を歩行や立ち上がりなどの動作へつなげ、最終的には仕事、家事、外出、趣味などの日常生活で使えることを目指します。

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身体の状態を確認し、必要なところから整える

痛みのある場所だけでなく、呼吸・荷重制御・動作を中心に現在の身体を確認し、その方に必要な方法を組み合わせます。

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