セルフコンディショニング

セルフコンディショニング

セルフコンディショニングは、身体を完璧に管理するためのものではありません。JIONでは、自分の身体の状態に気づき、そのとき必要な身体機能を使ったり、日常生活の中で少し調整したりするための方法として考えています。

JIONが考えるセルフコンディショニング

たくさんの運動をこなすことではなく、今の身体に必要なことを、無理のない量で行い、その反応を確認すること。

セッションの変化を、日常生活へつなぐために

施術や動作改善によって、身体が軽くなった、呼吸がしやすくなった、立ちやすくなった、歩きやすくなったと感じることがあります。

ただし、その変化が生まれたからといって、日常生活の中で自然に使えるようになるとは限りません。

仕事、家事、通勤、長時間の座位、疲労など、生活の中ではさまざまな条件が加わります。

セルフコンディショニングは、セッションと日常生活の間で、身体の変化をもう一度確認し、自分の身体で使うための橋渡しになります。

JIONでは、呼吸・荷重制御・動作を中心に考えます

セルフコンディショニングも、JIONが身体を見る3つの主軸である呼吸・荷重制御・動作とつながっています。

呼吸

呼吸のしやすさや、身体の力み、胸郭や腹部の動きを確認します。

呼吸そのものを大きくすることだけが目的ではなく、身体を必要以上に固めずに支えるための手がかりとして使います。

荷重制御

足裏などから受けた力を安定して受け止め、身体の中で調整し、次の動作へつなげる練習を行います。

足裏の感覚や左右への体重移動など、小さな変化から確認することがあります。

動作

立つ、しゃがむ、体重を移すなどの小さな動作から、身体機能を実際に使えるか確認します。

最終的には、歩行や階段、仕事、家事など、その方に必要な動作へつなげていきます。

代表的なセルフコンディショニング

JIONでは、身体の状態や目的に応じて内容を選びます。代表的なセルフコンディショニングとして、次のような方法があります。

90/90呼吸

身体を支えた姿勢で呼吸を確認し、首や肩などへ必要以上に力を入れずに呼吸できる状態を探します。

ヒールプレス

踵から床へ軽く力を伝えながら、足裏、腿裏、股関節、お腹の支えがつながる状態を確認します。

左右への体重移動

足裏で床を感じながら、左右へゆっくり体重を移し、支持する足の上で身体を支えられるか確認します。

ミニヒンジ

股関節から小さく身体を傾け、足裏や坐骨周辺で荷重を感じながら、力まずに身体を支える練習を行います。

これらをすべて行う必要はありません。身体の状態によっては別の内容を選ぶこともあります。

それぞれのページでは、目的ややり方だけでなく、行う前後でどのような変化を確認するのかも紹介しています。

全員に同じセルフケアを行うわけではありません

同じ腰痛や肩こりがあっても、必要なセルフコンディショニングが同じとは限りません。

ある方には呼吸を確認することが必要でも、別の方には足裏の感覚や体重移動、関節の動き、筋力などを確認した方がよいことがあります。

また、その日の疲労や睡眠、活動量、痛みの状態によっても適した内容は変わります。

そのためJIONでは、症状名だけで一つの運動を決めるのではなく、現在の身体を評価したうえで必要な内容を選びます。

たくさん行うことより、反応を確認すること

セルフコンディショニングでは、種目数や回数を増やすこと自体を目的にしていません。

一つのことを行ったあとに、呼吸、立ちやすさ、体重のかけやすさ、動きやすさ、症状などがどう変化したかを確認することが大切です。

セルフコンディショニングでも再評価する

行う → 身体の反応を確認する → 良ければ続ける → 合わなければ方法や量を見直す

決められた内容を続けることより、身体の反応を次の判断につなげます。

生活の中で使える形へ

セルフコンディショニングだけが上手にできても、それが最終目的ではありません。

呼吸を確認したあとに立ってみる。体重移動を行ったあとに歩いてみる。小さな動作を行ったあとに、普段の仕事や家事へ戻ってみる。

こうしてセルフコンディショニングで得られた変化を、実際の動作や生活へつなげます。

JIONでは、セルフコンディショニングそのものを習慣化することより、身体の変化が日常生活へつながることを大切にしています。

❶ 気づく → ❷ 試す → ❸ 確認する → ❹ 生活へつなげる

セルフコンディショニングも、身体を一方的に変えるための作業ではありません。

❶ 身体の状態に気づく

呼吸、足裏、力み、動きやすさなど、現在の身体を確認します。

❷ 必要なことを試す

今の身体に必要と考えられる呼吸や小さな動作などを行います。

❸ 変化を確認する

立つ、歩く、動かすなどを行い、身体の反応がどう変わったかを確認します。

❹ 日常生活へつなげる

変化した身体機能を、歩行、仕事、家事など実際の生活の中で使ってみます。

同じ内容をずっと続ける必要はありません

身体は変化します。

以前は必要だったセルフコンディショニングが、身体の変化によって必要なくなることもあります。

反対に、仕事や生活環境、運動量などが変わることで、新しく確認した方がよいことが出てくる場合もあります。

JIONでは、一つのメニューを長く続けること自体を目的にせず、現在の身体に合わせて内容を更新していくことを大切にしています。

痛みを我慢して行う必要はありません

セルフコンディショニングは、強い痛みや違和感を我慢して行うものではありません。

行っている途中で痛みやしびれが強くなる、めまい、息苦しさなどが出る場合は中止してください。

強い外傷、急激な症状の悪化、発熱、進行する筋力低下、排尿・排便の異常などがある場合は、セルフコンディショニングよりも医療機関での評価を優先してください。

JIONのコンディショニングの中での役割

セルフコンディショニングは、JIONのコンディショニング全体から独立したものではありません。

セッションで評価し、身体へ働きかけ、動作の変化を確認したあと、その変化を生活へつなげるための一つの方法として使います。

❶ 身体を整える

身体機能が働きやすい状態をつくります。

❷ 身体機能を最適化する

呼吸・荷重制御・動作を中心に、その方に必要な身体機能へ働きかけます。

❸ 身体機能を動作へつなげる

変化した身体機能を、立つ・歩く・しゃがむなどの動作で使います。

❹ 日常生活へ定着させる

必要に応じてセルフコンディショニングも使いながら、仕事、家事、歩行、趣味などの生活へつなげます。

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自分の身体を知り、日常で使える身体へ

現在の身体と動作を確認し、施術・動作改善・セルフコンディショニングを必要に応じて組み合わせます。

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